この度、第37回古典臨書展において、入選を果たすことができた。公募展への入選は初めてのことである。書道を始めて3年目。少しは書けるようになってきたかと思うと嬉しい。10月27日その展示会を観覧しに金沢へ出掛けた。写真はその作品と入選証である。入選証は隷書の調和体で書かれている。書展のプライドが伺え、読み応えがある。

さて、この書展であるが、流派を問わず、古典学習に励む人達に対しその成果を発表する機会を提供して、今年で37回を迎えるという。歴史のある書展である。なるほど、作品にはどっしり安定した作品もあれば、伸びしろのある作品も多数見受けられた。そうした作品の中に選ばれたことは実に光栄なことである。

入選通知書の最後は次のように結ばれていた。「次回には、更に力作を出品されるよう期待しています。」この入選に安住するなということだろう。身の引き締まる思いがする。(2019.12.20記

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