今年一年を振り返って
今年(2021年)も瞬く間に過ぎ去った。この一年、書の活動を通じて、実に多くのこと、新しいことを体験できた。感謝である。今年の主な出来事を記してみた。 1 謙慎重書道会第83回展覧会秀逸入選(3月) 2 第37回読売書法 […]
書による表現を求めて
今年(2021年)も瞬く間に過ぎ去った。この一年、書の活動を通じて、実に多くのこと、新しいことを体験できた。感謝である。今年の主な出来事を記してみた。 1 謙慎重書道会第83回展覧会秀逸入選(3月) 2 第37回読売書法 […]
今年も、書仲間とともに一年間の成果を発表する展覧会を開催いたします。 思うに、もっとうまくなってから発表しようとか、恥ずかしいからと発表を躊躇すれば、多分その人は永遠に自分の作品は発表はできないでしょう。なぜなら、上達に […]
花の色は移りにけりないたずらにわが身世にふるながめせしまに (かな墨場辞典 かな編より) 日本人なら知らない人はいないほど有名な句だが、考えてみると不思議な句である。 1 自分のことを花に喩える。奥ゆかしく教養ある貴婦人 […]
私は4月末にコロナを発症し、自宅療養と入院を経て、5月20日に退院した。無機質な病室から我が家に帰宅できた時に思いついた句を書で記してみた。 その顛末について、備忘と参考のため以下に記すこととする。 ********** […]
3月3日、謙慎書道会から手紙が届いた。この正月に仕込んだ作品を第83回謙慎書道展に出品した結果の通知であろう。 それを開封して、飛び上がった。なんと、秀逸入選の通知であった。望外の喜びである。 今回の作品(といっても、こ […]
私に人生で初めて命名書作成の依頼がきた。しかも、2件立て続けにである。 はじめは、息子の嫁からである。今年1月に生まれた長男(私にとっては孫)の命名書を作って欲しいというものだ。私を書家と見込んで頼んでくれたのである。命 […]
私は、昨年からこの先生に書を習い始め、昨年3つの公募展で入選もしくは入賞することができました。古典に明るく指導には定評があります。現在、私は関西方面の彼の教室に月に一度通っていますが、一定の人数が集まれば名古屋での教室開 […]
ここ仿古庵で一緒に書を学んだシルビアさんが、明日(1月27日)名古屋を発ってヨーロッパへ旅立つこととなった。新しい仕事に挑戦するためだ。 シルビアさん、2年間、仿古庵に通ってくれてありがとう。そして、日本・日本文化、書道 […]
夏の間にせっせと仕込んだ2作品をそれぞれ2つの秋の公募展に出品した。その結果通知が届いた。 まずは、金沢の古典臨書展。空海で臨んだこの公募展は嬉しいことに金賞をいただくことができた。10月24日、25日の2日間金沢歌劇座 […]
前回のブログでご案内の通り、仲間とともに書道展を開催した。 結果としては、展示会場(名古屋市市政史料館)が良かったことも手伝って、大変意義深いものになった。私がそう考える理由は次のとおりである。 1 作品を大きな空間で展 […]