第1回 隷書
第1回 隷書 初回は隷書を学んでいきたい。 隷書から始める深い理由はないが、隷書は基本をマスターすれば比較的書きやすいとされているため、まずは隷書からスタートすることとする。 一般的にその特徴は、次の通りと言われる。 字 […]
書による表現を求めて
第1回 隷書 初回は隷書を学んでいきたい。 隷書から始める深い理由はないが、隷書は基本をマスターすれば比較的書きやすいとされているため、まずは隷書からスタートすることとする。 一般的にその特徴は、次の通りと言われる。 字 […]
今年も残すところあと僅か。サロンを立ち上げ、日中の時間をそこで書と向き合う生活として4ヶ月となろうとしている。その間、多くのことを経験した。 初めて、大きな展示会へ自分の作品を出品することができた。 7段に昇段した。 ネ […]
この連休初日、今にも雨の降りそうな曇天の中、鳳来寺本堂を参拝した。目的は、二つ。一つは、1,400段もの石段を登りきり本堂を参拝すること。残る一つは、麓にある硯の製造所を見学することである。鳳来寺は、信仰の対象であるとと […]
京都の書展に参加できることとなった。私のテーマは、孫秋生造像記の臨書である。造像記はその名の通り、仏像を建立したときの銘文のことである。今から1500年ほど前、中国北魏の時代に石窟に彫られた。磨崖仏を奉納した人々の思いが […]
専門学校時代の友人Oさん、Hさん、Uさんが庵を訪ねてくれた。誠に嬉しいことである。Oさんは中学校校長を退職して書道学校へ、Hさんは学習塾に勤めながら書を学んでいる。Uさんは、ロシアで情報工学を学んだ後、東洋思想に魅せられ […]
庵の入り口に掲げる看板が完成した。コンクリート造りのマンションに鎖で釣った木製の看板は調和していない感もあるが、とりあえず良しとしよう。これで一応すべてが整ったので、盆明けから一般公募に踏み切りたい。
今日は月に一度京都へ書を学びに行く日だ。本日は、小野道風を学ぶ。中国から導入した漢字は、日本ではかなの発達とともに日本独自の筆遣いに変化していき、道風の頃には「和様」と呼ばれる書風が確立する。どのように教えてもらえるか楽 […]
名古屋松坂屋でスタジオジブリ鈴木敏夫氏の「言葉の魔法展」を鑑賞した。スタジオジブリが作成したアニメのポスターには彼の書が記されていたのだと認識を新たにした。鈴木氏の文字はスタジオジブリが求めてきた価値と一体となった書風。 […]
日本習字教育財団の段級位試験が始まった。一ヶ月をかけて10個の課題を仕上げなければならない。満足のいく作品を仕上げるためには大量の書き込みが必要である。この「短期間・大量」が技術を磨くことになる。
■ 卒業制作作品の展示 卒業式(終業式)までに、今まで培ってきた知識と技術のすべてを注ぎ込んで卒業作品を作るのがこの学校の伝統である。 大きさは全紙サイズの大きな作品から半紙や扇面等の小作品まで、様々な書体・書風で書い […]