第76回道風展への参加
今年(2024)も道風展に漢字、かな作品をそれぞれ一点提出した。 結果は、玉泉賞と青柳賞だった。 11月3日(日)に展示会場に赴き、作品を鑑賞した。自分の作品もなかなか健闘していてと嬉しい。他の方々も力作が並んでいて勉強 […]
書による表現を求めて
今年(2024)も道風展に漢字、かな作品をそれぞれ一点提出した。 結果は、玉泉賞と青柳賞だった。 11月3日(日)に展示会場に赴き、作品を鑑賞した。自分の作品もなかなか健闘していてと嬉しい。他の方々も力作が並んでいて勉強 […]
私は、かねがね、「かな(女手)」の世界では、なぜ漢字を使用しないのだろうかという疑問を抱いていた。 梅は「うめ(むめ)」と書き、桜は、「さくら」と書く。白露は「しらつゆ」であり、秋風は「あきかせ」である。山、花、松、月、 […]
今年も、書仲間とともに一年間の成果を発表する展示会を開催いたします。 「もっとうまくなってから発表しようとか、恥ずかしいからと発表を躊躇すれば、多分その人は永遠に自分の作品は発表はできないだろう」というコンセプトで書展を […]
時は、どんどん過ぎてゆく。前回、掲載してからもう半年が過ぎてしまった。もっと書芸術を学びたいため、この4月に京都芸術大学に入学し、その課題締切に追われる日々を過ごしていた。今日は、そこで書いた論文の一つを掲示することとす […]
今年(2022年)の謙慎書道展(第84回)は、「張遷碑」で臨んだ。 その書風は、古来、古朴と尊ばれ、様々な書家の臨書作品が残されている。その特徴は、字形は方形・扁平が入り乱れ、字の大小もさまざま。波磔を伴う横画の形状も統 […]
私なりに納得できた見解というのは次のようなものである。 『王羲之は、その真筆としては「怏然(おうぜん)自足」と書いた。しかし、王羲之が言いたかったことは「快然(かいぜん)自足」であると当時から考えられていた。 後年、その […]
蘭亭序は、詩文としても書としても傑出しているとされ、古来多くの書家の手本となって来た。現在でも、書家を称する以上は必ずマスターすべき高くそびえる金字塔となっている。 にもかかわらず、その文言に確定していない部分があるとい […]
今年(2021年)も瞬く間に過ぎ去った。この一年、書の活動を通じて、実に多くのこと、新しいことを体験できた。感謝である。今年の主な出来事を記してみた。 1 謙慎重書道会第83回展覧会秀逸入選(3月) 2 第37回読売書法 […]
今年も、書仲間とともに一年間の成果を発表する展覧会を開催いたします。 思うに、もっとうまくなってから発表しようとか、恥ずかしいからと発表を躊躇すれば、多分その人は永遠に自分の作品は発表はできないでしょう。なぜなら、上達に […]
花の色は移りにけりないたずらにわが身世にふるながめせしまに (かな墨場辞典 かな編より) 日本人なら知らない人はいないほど有名な句だが、考えてみると不思議な句である。 1 自分のことを花に喩える。奥ゆかしく教養ある貴婦人 […]
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