コロナ発症顛末記
私は4月末にコロナを発症し、自宅療養と入院を経て、5月20日に退院した。無機質な病室から我が家に帰宅できた時に思いついた句を書で記してみた。 その顛末について、備忘と参考のため以下に記すこととする。 ********** […]
書による表現を求めて
私は4月末にコロナを発症し、自宅療養と入院を経て、5月20日に退院した。無機質な病室から我が家に帰宅できた時に思いついた句を書で記してみた。 その顛末について、備忘と参考のため以下に記すこととする。 ********** […]
3月3日、謙慎書道会から手紙が届いた。この正月に仕込んだ作品を第83回謙慎書道展に出品した結果の通知であろう。 それを開封して、飛び上がった。なんと、秀逸入選の通知であった。望外の喜びである。 今回の作品(といっても、こ […]
私に人生で初めて命名書作成の依頼がきた。しかも、2件立て続けにである。 はじめは、息子の嫁からである。今年1月に生まれた長男(私にとっては孫)の命名書を作って欲しいというものだ。私を書家と見込んで頼んでくれたのである。命 […]
私は、昨年からこの先生に書を習い始め、昨年3つの公募展で入選もしくは入賞することができました。古典に明るく指導には定評があります。現在、私は関西方面の彼の教室に月に一度通っていますが、一定の人数が集まれば名古屋での教室開 […]
ここ仿古庵で一緒に書を学んだシルビアさんが、明日(1月27日)名古屋を発ってヨーロッパへ旅立つこととなった。新しい仕事に挑戦するためだ。 シルビアさん、2年間、仿古庵に通ってくれてありがとう。そして、日本・日本文化、書道 […]
夏の間にせっせと仕込んだ2作品をそれぞれ2つの秋の公募展に出品した。その結果通知が届いた。 まずは、金沢の古典臨書展。空海で臨んだこの公募展は嬉しいことに金賞をいただくことができた。10月24日、25日の2日間金沢歌劇座 […]
前回のブログでご案内の通り、仲間とともに書道展を開催した。 結果としては、展示会場(名古屋市市政史料館)が良かったことも手伝って、大変意義深いものになった。私がそう考える理由は次のとおりである。 1 作品を大きな空間で展 […]
夏らしいことはほとんどできず、コロナと猛暑の記憶を残しこの夏も去ろうとしている。 とはいえ、今夏の成果はある。宿題だった明朝の書家、張瑞図と倪元璐の作品が仕上がったことだ。二八サイズへの初めての挑戦であった。残念ながら展 […]
私のサロンには外国人も来てくれる。 日本の文化として書道を経験したいという人が少なからずいるのだ。ところが、このコロナ騒動である。多くの人が帰国。そして今、新たにお声はかからない。 そうした中、突然、訃報が届いた。昨年3 […]
昨年の目標の一つは、明清の書を学ぶというものであった。早速、私の座右の書である「書の宇宙」を確認してみる。石川九楊氏は明清の書を次のように全4巻に書き分けている。・明代(祝允明、文徴明、徐渭、董其昌他)・明末清初(張瑞図 […]